日本学術会議に任命されなかった6人が発表されました

日本学術会議の続報です。
任命を拒否された六人の方が発表されました。


京都大学大学院  芦名定道 教授(キリスト教学者)
東京大学  宇野重規 教授(政治学者・政治思想、政治哲学)
早稲田大学  岡田正則 教授(法学者・行政法)
慈恵会医大  小澤隆一 教授(法学者・憲法)
東京大学大学院  加藤陽子 教授(歴史学者・日本近代史)
立命館大学大学院  松宮孝明 教授(法学者・刑法)

出典:【6人の経歴】任命されない教授はどんな研究を 日本学術会議


NHKのサイトの情報をみると、安保法制に反対、共謀罪に反対などの共通点がありそうです。

加藤陽子教授というとなんとなく聞いたことがあったのですが、著書を読んだことがありました。

戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗 - 加藤陽子
戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗 - 加藤陽子

それでも、日本人は「戦争」を選んだ - 加藤 陽子
それでも、日本人は「戦争」を選んだ - 加藤 陽子

ずいぶん前に読んだ本なので、詳しくは覚えていないのですが、内容が左翼的だった、というような印象はあまりありません。

過去の答弁では、以下のようになっているようで、今後の動向が注目されます。
といっても、安倍政権以来、過去の政府答弁との整合性などはどうでもいいと考えている節がありますけどね。

この改正案をめぐり、昭和58年11月に開かれた参議院文教委員会で、当時の総理府の総務長官は、「形だけの推薦制であって、学会のほうから推薦をしていただいた者は拒否はしない、そのとおりの形だけの任命をしていく」と答弁しています。
出典:「学者の国会」日本学術会議 6人の任命求め総理宛に文書提出へ


学問の自由を侵害された、とか、独立性を脅かしている、という主張は的を得ていないと思いますが、「政権の方針にそぐわない人は任命しない」から、「気に食わない人は任命しない」になり、「都合の悪い人は任命しない」というような変質が起こっているのかもしれません。

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